国際空手道連盟極真会館 医事委員会

〒222-0032
横浜市港北区大豆戸町639-2 イマニシビル5階
電話 045-439-5020 FAX 045-432-5253
営業時間 10:00~17:00
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活動内容

マウスガードについて

マウスガードは効果があるの?

当会館では公認マウスガードの装着が義務付けられております。なぜマウスガードが必要なのでしょうか。
マウスガードは強打による衝撃を和らげる効果があり、装着していない場合には歯が折れたり唇や舌、 顔面などを負傷したりすることがあります。

スポーツは異なりますが、下の調査結果をご覧いただければ外傷への予防の効果はお判りかと思います。また、脳震とうなどの発生率や重篤度を低減させることが報告されています。マウスガードを装着することで、歯や顔面や脳へのダメージを最小限にとどめる可能性が示唆されます。

(1)口の外傷発生率

アメリカンフットボール/1989年/米国


 未装着→0.5%
 装着有→0.05%


(2)顎、顔面、口の領域の外傷発生率

複数競技によるマウスガード義務化調査/1988年/米国

 義務化前→0.5%
 義務化後→0.014%


(3)外傷経験者

女子水球チーム調査/2000年/日本


 未装着→0.52%
 装着有→0.14%

公認マウスガードとはどういうもの?

マウスガードは大きく分けて3種類あります。

・市販品
料金は1,000円前後~3,000円程度。
お湯で軟化し、口の中に入れ、自分で成型します。低価格だが、吸着しがたく、喋る事が非常に困難になります。
口の中は狭くなり違和感が強く、かえって危険性が増す場合もあるほどです。
当会館では原則許可してません。
・カスタムメイド製マウスガード
料金は各歯科医院で異なり、5,000円~20,000円程度。
歯科医、技工士が歯科医療の範疇で作成します。歯型をとって石膏模型を作り、この模型に加熱軟化したシートを専用の機械で圧接します。口の形に合わせてシートを切り出し、模型上で上下の噛み合わせをチェックし、完成させます。実際に口の中で噛み合わせをチェックし調整します。
・K3システムマウスガード(極真会館公認マウスガード
プロの選手は無論のこと、若年から壮年、年齢、スポーツの種類問わず、スポーツ時心身共に心置きなく、安心してスポーツに専念出来る事を願い、ポール式マウスガードの手法により実現化されました。
カスタムメイドはその人固有の嚙合せに基づいてますが、K3システムマウスガードは正しい顎の位置に基づき制作されます。
例えば、嚙合せが奥にある出っ歯の人は、カスタムメイド製マウスガードでは顎が引っ込んだままの装着になるので呼吸がしにくくなります。

カスタムメイド製と比べた主なメリットは、  
・より呼吸がしやすいため、酸素が取り込みやすくなり、身体能力の向上を狙います。  
・すべての歯に力が均等に働くため、体軸のバランスが向上する可能性があります。

マウスガードの役割は、一番に口の中を守ることが挙げられますが、K3システムマウスガードはプラス効果として体全体の機能を正常な位置にただす役割もあり、力を最大限に発揮したいアスリート向けのマウスガードといってよいでしょう。

極真会館はいち早くK3システムマウスガードの着用を義務化しております。現在では他のスポーツ等にも普及し注目されてきています。

カスタムメイド製マウスガードを 使用した場合

歯並びの悪い人がカスタムメイド製マウスガードを使うと体軸が歪んでしまう

公認マウスガードを使用した場合

公認マウスガードは歯並びが悪くても体軸のバランスはとれている

実際の公認マウスガードはこのようなものです

右側面

正面

左側面

※実際にはシリアルナンバーが入ります

公認マウスガードはどのように作成しますか。

極真会館公認の認定歯科医院で作成します。
2~4回ほど通院が必要になります。
完成までに3,4週間かかりますので、大会に向けて作成する場合は余裕を持って作成してください。

①お近くの医院を選びます
 →認定歯科医院リスト
②認定歯科医院にいきます
 極真会館から認定をされた医院以外では公認マウスガードはつくれません。
③歯型をとります
 一人一人歯型をとります。
④できあがり!
 数週間後に医院へ行き、調整をしたら出来上がりです。

マウスガードのお手入れは?

使用後は、研磨剤を使わず口内専用の洗浄液や歯ブラシなどで汚れを落としてください。研磨剤で表面を傷つけてしまうと、傷ついた箇所から菌が繁殖する恐れがあります。
水分がついたまま保管するとカビが生えることがあるので乾燥させてからケースにいれてください。

マウスガードは作ってしまえばおわりではありません。

特に歯の生え変わりや顎の骨の成長に合わせて調整が必要です。
成長発育期は顎の大きさや歯並びが成長と共に変化するため、年に数回調整を受けることをお勧めいたします。
空手のような格闘技は特に消耗が早いため、成長期ではなくても年に1度は磨り減り方などのチェックを行うことをおすすめします。