横浜保育室キッズラディ



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保育理念

理事長挨拶

「三つ子の魂百まで」という故事来暦があります。
人間が、この世に生まれ出てからのおよそ3年程は、その脳神経系のネットワークが、生体の一生涯のなかで最も激しく、最もドラスティックに変化し、成長します。
お母さんのお腹の中から続く、この人間の一生からすれば、スタートのほんの僅かな期間ではありますが、脳の神経構造の6~7割程を構築する事となります。
この時期、この脳にとっての過剰なストレスや深い悲しみは、その子の一生の情動のパターンをある程度決定付けてしまう恐れがあります。

精神科医のダニエル・スターンはこう言います。
「なかでも“情動の調律”に最も決定的で重要なのは、子ども自身が、自分の感情は共感をもって受け止められている。自分はうけいれられ、相手にしてもらっている。という、日常の何気ない交流の時間に形成される」としています。
即ち、生まれてからの間も無い頃から覚醒に至るこの時期、乳幼児が得る情報や感覚、体感は、ある種の信号の様なものでしか認識は出来得ませんが、そこに豊かな含みのある見るもの、美しい調べや音、心地の良い香り、匂い、やさしい手の温もりや愛情のこもった食事。そして何より、その子を受け容れる慈愛の心は、必ずその先百年に亘り、心の知能指数といわれるEQ(Emotional lntelligence Quotient)を育む事となると言われています。

子供たちの成長は目まぐるしく変化します、生まれて数ヶ月もすれば相手と目線を合わせその想いを読み取ろうとします、手足が活発に動き、何でも口に運ぼうとします。
「ハイハイ」から「つかまり立ち」、やがて歩くようにでもなれば、もう目が離せません。
少しずつ「おはなし」が出来るようになるでしょう。
少し位それが遅くたってちっとも構いません。
次第にお友達が増えてゆき、一緒に「お遊戯」をしたり、楽しく歌を歌って、保育園での生活を一生懸命お家でお話をしてくれると思います。
そんな時、子供達の心の中に入って、やさしい目線でお話を聞いてあげて下さい。
訳が分からずに泣いている時は、そっと抱き上げてやさしく頭をなでてあげて下さい、ちょっぴり悪い事をしたら、少しだけ怖い顔をしてみても良いでしょう、何か新しい事が出来たら、思いっきり、そして力一杯誉めてあげて下さい。

私達が天地、神から授かった大切な命、宝物達は、そんな生命のカンブリア爆発の、大切な大切なステージを迎えているのです。
私達が保護者の皆様と共にお手伝いが出来る事は、その成長の過程を崇高の念を以って見守り、より五感にとって居心地の良い刺激を与え、より深い愛情で包んであげる事だと考えます。
少し位手に負えない時、可愛い寝顔を思い出してみて下さい。
子供の心の中に入って話を聞いてみて下さい、すぐには無理でも、だんだんと笑ってくれます。
そんな天使達の笑顔と出逢う事がとても楽しみです。
子供達のお陰で楽しい楽しい1日が始まる事でしょう。

理事長 今西 登之彦(いまにし としひこ)

保育方針

『智育』、『徳育』、『体育』、『食育』をモットーに子どもたちの”輝く(radiance)未来”を想いを込めて”手作り”します。